読書

【44冊目】|『人は話し方が9割』を読んで

ケイゾクさん
ケイゾクさん
一児のパパ、サラリーマン、趣味は読書のケイゾクです。

今日は、人は話し方が9という本を読みました。

こんな人にオススメの本

  • コミュニケーションを円滑に取りたい、でも苦手
  • 相手との雑談で疲弊している
  • 楽に会話したい

本業の大きなプレゼン後に、自分の話し方に嫌気がさした。

  • どもる
  • 噛む
  • 何が言いたいのかわからない
  • 思っていない流れで言葉が出てくる
  • 声に自信がない

だからこそ、話し方を徹底的に学び直したいと思って本書を手にとった。

結論、そういった類のテクニックを学ぶ本ではなく、日常生活のコミュニケーションの取り方に重点を置いていた本だったので、また別の観点から自分の身になった。

単語メモ

特になし。

この本から得たエッセンス

自分も話しやすいし、相手も話しやすいと感じてもらえるテクニックは、こちら!

①相互全肯定で、否定のないコミュニケーションをする

人は、否定されると意見を言いづらくなります(もちろんですよね)。

なので、肯定する空間であれば、自然と話しやすいメンタルになって、話し方を考えなくてもスラスラ話すことができます。

なので、まずは自分が相手を否定しないこと、そして相手からも自分を否定させないことが大切です。

自分が肯定し続ければ、相手も自分を否定しないです。

このような相互全肯定を意識するようにすれば、話し方は自然と上手になる。

②話す時に意識することは?

人は、みんな下記のように考えている。

  • 自分への関心が一番高い
  • 自分のことを分かって欲しい
  • 自分のことを分かってくれた人に好意を持つ

つまり、話し手は「相手のためを思って聞き、相手のためになることを話す」ことで、相手からの好感も得られ、相手からも話してもらいやすい状態になる。

これは、①の相互全肯定に昇華できる考え方です。

調子がいいときほど自分本位のコミュニケーションを取りがちで、そうすると相手は自分とコミュニケーションを取りたくない状態になるので、結果的に自分の調子が下がる。

常にメンタルを一定に、常に相手本位のコミュニケーションをとることが大切。

ケイゾクさん
ケイゾクさん
これは、仕事でもそうですけど、家族や奥さんとのコミュニケーションでも言えると感じました。

③あえて話さなくてもいい

基本的に、自分が話したい人と話すことで、自分は話が下手だというマインドブロックはぶっ潰せます。

一方で、

  • 普段悪口ばっかり言っている人
  • あまり波長が合わない人

と話すと、結果的に自分にとって損な状態になる可能性があります。

なので、あえて積極的に話す必要もなく、距離を取りつつ必要最低限のコミュニケーションをとることが大切です。

悪口も、まずは自分が言わない、そして他人が言っている悪口にも関わらない。

波長が合わない人ととも積極的に話さず、ニコニコしてるだけでOK。

これを繰り返すことで、話し方が変わり、結果的に人間関係が変わります。

 

読書後のアクションプラン

  • どん底から前向きに頑張った時の感覚を忘れない

そうすることで、自然とコミュニケーションを上手に取れるようになる。

(引用)心に刺さった文章

「相手のことを思って話していくと、必ず言葉がポンポン出てくるようになります。そしていつの間にか悩んでいた相手が元気になり、あなたのことを必要とするようになります。するとあなたの周りにたくさんの人が集まるようになり、いつの間にかあなたは充電器のような存在になります。最初は、うまくいかないこともあるでしょう。しかし相手のことだけ思って話しているうちに、相手が本当に大事にしていることだけを感じ取り、言葉に落としていけるようになります。「(相手が)幸せでありますように」この思いに勝る話し方のスキルは存在しません。ぜひ使ってみてください。」

永松 茂久. 人は話し方が9割 (Japanese Edition) (pp.158-159). Kindle 版.

2021年の10月末に、本業でどん底まで落ちた時に前向きな姿勢で再始動できたこと、そして、それから仕事が一気に舞い込んできて、これまで以上に手厚い対応ができたこと。

これは、どん底の自分が「また一から一人ひとりの人の役に立てるよう、感謝されることをモチベーションに頑張ろう」と考え、まずは相手の話を全力で聞き、それに対して自分ができる最大限の対応を行ったことが関係していると思う。

その状態では、コミュニケーションがとても取りやすかった。

本書で書かれていた内容と重なる点が多く、人のために心をセットすれば、自然と会話は上手になるのだとしれた。

得るべきは話し方のテクニックではなく、話者としてもマインドセット。