今日は、『フィッシャーマン式 筋トレ以前の筋肉の常識』という本を読みました。
- 筋トレしたいけど続かない人
- 筋トレをしていない現状があり得ないことに気が付いていない
- 悩みやすい、冒険心がない、ハツラツとしていない
- 筋トレの基礎知識を知りたい
この本に出会っていなかったら、自分の体に自信がないまま一生を終えていただろう。
この本に出会っていなかったら、冒険心もないままなんとなく生きていくことになっていただろう。
これは、きっと来年の自分が口にしているであろう言葉です(来年かい)。
この本を読んで、私のコンフォートゾーンは遥か彼方に押しのけられ、現状の自分の体を変えたくて変えたくて仕方がありません、こんな気持ちは初めてです。
それほどに、この本は筋トレに対する認識や理解を改めさせられ、筋トレしていない人にとっては「なんで今まで筋トレしてこなかったんだろう?」と思わされるような内容が書かれております。
私がこの本を手に取ったのは、そもそも脳を鍛えたいと考えていたことが発端で、脳を鍛えるには運動が良い(詳細は「脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方」の本)→ランニングばっかりではなく筋トレもした方がいい→筋トレの基礎知識をつけたいと思って本書を手に取りました。
この本に出会っていなかったと思うとゾッとします。
それほどに、この本は全ヒョロガリの方々にお勧めできます。
単語メモ
- effort
能力以上の環境に取り組むチャレンジ精神のこと。筋トレにおいて、前回よりも多いrep数をこなすことは、effortと言えます。
- レップ
回数のこと
この本から得たエッセンス
「筋トレをやらないことは、今後の日本で生きていく私たちに取ってリスクでしかない」
というほど強烈に必要性を纏った行動であると言えます。
①筋トレで得た筋肉は一生ものの資産
筋トレは、最高にレバレッジの効いた投資と言えます。
現代の少子高齢化問題を抱える日本は、今後ますますその問題に拍車がかかるでしょう。
もらえない年金、高齢者へのサービスにかかる費用の高騰、施設の取り合いなど、もし健康でなかった場合に直面するのは、
- 健康を維持するために高額な出費が必要となる
- 寝たきり介護になったら、周りに迷惑をかけてしまい大変
- 年金も貰えず少ない貯金を切り崩していくしかない
などの厳しい現実です。
若い時と比べ、高齢者になると足の太さが50%以下に痩せ細る可能性もあり、高齢となった際の自分がヒョロガリだったら、いろいろと不安が募ります。
一方で、筋肉は一度つけると自分の財産になります。
一度落ちた筋肉も、少ない筋トレで再度戻すことが可能です。
貯金に加え貯筋しておくことは、自分自身の健康面だけではなく、費用対効果も抜群に高い行動と言えるのですね。
②筋トレで得られる精神的メリット
筋トレで得られるのはマッスルムキムキな肉体だけではありません。
実は、メンタル面にも非常に良い効果をもたらすことが過去の多数の研究から明らかになっており、例えば、
- 冒険心に溢れる
- チャレンジ心が高まる
- 競争心が備わる
- ハツラツとする
- 1日の利益率が高まる
- リスクをとってチャレンジできる
- 社会性・公共心の増幅
- 嘘をつきにくい
- 他者に公平になる
- 不安を感じにくい
などなどです。
これらは筋トレをすることで上昇するテストステロン値が起因しており、筋トレをすることで自己肯定感が圧倒的に高まることにつながります。
③筋トレは嘘をつかない
最後に、筋トレは嘘をつきません。
筋トレは科学であり、頭が良くない奴が筋トレしても効果が得られないと言われるほどに、筋トレはダイレクトに結果が自分に返ってきます。
この「平等に努力が報われる」という点が大好きで、この世の中で数少ない「努力が無駄にならない行動」の一つと言えるのではないでしょうか。
私自信、今まで筋トレに挑戦しては挫折し、再チャレンジしては挫折し、を繰り返してきましたので、そんな継続できなかった自分を克服できたとなれば、さぞ計り知れない自信を得られることは間違いありません。
「自信」という観点からも、筋トレは非常にいい働きをするでしょう。
ちなみに、筋トレにとって大切なことは、
- 型を守る
- 継続する
- 食事・睡眠を十分に取る
- ストレスフリーな生活
- トレーニングの記録を行う
の5つだと個人的に考えておりますので、皆さんも筋トレする際には意識してみてくださいませ。
読書後のアクションプラン
- パーソナルトレーニングを受講する。
- ジムに入会し、フリーウエイトを続ける。
(引用)心に刺さった文章
「正直、初期のパーソナルトレーニングほど費用対効果に優れた投資はない。物事はゼロからイチにするまでが何より大変だ。右も左もわからない状態で迷走するなら、自走できるまでは誰かに指導してもらった方がいい。」
フィッシャーマン. フィッシャーマン式 筋トレ以前の筋肉の常識 (Japanese Edition) (p.121). Kindle 版.
ここを疎かにしていたことが、過去の筋トレチャレンジ失敗の敗因だろうと思う。