今日は、『パパの家庭進出がニッポンを変えるのだ!~ママの社会進出と家族の幸せのために~』という本を読みました。
- 奥さんが出産を控える旦那さん
- パパ一年目
- 奥さんやパートナーとうまくいっていない
- よく同じ理由で夫婦喧嘩してしまう
この本は、特に奥さんが出産を控えている旦那さんが読むと発見があるかなと思います。
まさに、自分自身がその状況で、且つ奥さんとうまくコミュニケーションが取れない日が続いたので、この本を読んでみようと思いました。
単語メモ
特になし。
この本から得たエッセンス
夫婦間で最も大切なのは、日々のコミュニケーションの量だと感じました。
対等な家事分担をするんだったら、まず対等なコミュニケーションを取った方がいいし、スマホをいじっている時間を少しでも奥さんとの会話に回すことで、日頃ストレスに感じていることは大した問題でなくなるはず。
家事の分担問題も、コミュニケーションの総量を増やして解消
家庭内の家事を分担しましょうって話、皆さんも一度はしますよね?
で、結局「そっちがもっとやってよ」「結局やってないじゃん」みたいなカオス状態になって振り出しに戻る、みたいな感じじゃないですかね(私たちだけですかね笑)?
これ、実は奥さんに取ってフェアじゃないって話で、こういう時の平等な分担って、タスクの量で50:50を目指してないですか?
でも、実際は奥さんの方が精神的負担や体調面でコンディションが悪い日が多く、一方で旦那は飲みや一人外食でストレス発散してピンピンしています。
体調の悪い人がやる皿洗いといい人がやる皿洗いは、果たして正常な50:50なのかって話です。
なので、タスクで分担するより、主体的に家事分担を都度行うって方が、難しいように見えて結果的に上手く回る方法でもあったりします。
そして、この主体的な家事分担で欠かせないのが、夫婦間のコミュニケーションです。
お互いがどんな状態で、どんなフェーズを過ごしているのか、またどんなことを相手に求めているのか、など、常に相手の立場や状況をお互いが把握しておくこと(そして把握してもらうこと)が、結果的に主体的な家事を促します。
対等な家事分担ではなく、対等なコミュニケーションを意識してとる方が、よっぽど健全な結果を生み出しますね。
夫婦間のコミュニケーションがもたらすメリット
このように、日頃の家事分担に関して夫婦間のコミュニケーションがかなり効果的ですが、それは子供に取っても潜在的なメリットをもたらします。
5歳くらいまでに、子供は非認知能力を学びます。
ここでいう非認知能力とは頭のよさなどではなく、積極性や主体性、興味や意欲関心などの潜在的な能力を指します。
そして、この非認知能力を高めるのに大切なのが、大人との温かいコミュニケーションが取れているかどうかです。
夫婦間で冷め切ったコミュニケーションをしていると、子供と温かいコミュニケーションも長期的に取れないです。
子供が潜在的な非認知能力を高める唯一の期間を逃さないためにも、夫婦間のコミュニケーションを大切にすることが大切ってことですね。
家族こそ幸せの根源
家族は、コミュニケーションが活性化されていない状態だと居心地が悪く苦痛の伴う場所になるでしょうが、逆にコミュニケーションが取れている家族であれば、最高に幸せを感じられるコミュニティとなります。
それは、家族内では常に誰かの助けが求められているし、誰かを助ける機会が山ほどあるからです。
人は、誰かのために行動するからこそ幸せを感じるっていう科学的根拠が存在しているので、家族のために働き掛けられる人は、基本的に幸せを感じていると思います。
そうなるためには、絶対的にコミュニケーションの量が大切になってきます。
読書後のアクションプラン
- 普段から、特に用もなくても意識的にコミュニケーションをとり、相手のことを知るのはもちろん、自分自身の状況や感情も伝えて分かってもらえるように心がける。
(引用)心に刺さった文章
特になし。