今日は、『「疲れない」が毎日続く! 休み方マネジメント』という本を読みました。
こんな人にオススメの本
- 習慣化の情報を学びたい
- 日常の過ごし方を変えて、軽やかになる方法が知りたい
- 脳科学的な休息方法を知りたい
習慣化の重要性の方が伝わった本でした。
単語メモ
- マインドワンダリング
考えようとしていないにもかかわらず、全く別のことを考えてしまい、脳の負担が積み上がっていってしまう状態。
この本から得たエッセンス
働く中でのパフォーマンスを最大化するには、働き方を考えるだけではなく、どうやって休むのかも同じように考えなければいけない。
個人的に刺さった休み方がいくつかあったのでメモ。
ちなみに、どれも脳にとって良い活動が基準となっており、燃費の悪い内臓である脳をいかに負担をかけないかが大切って軸でインプットしました。
習慣化することで、脳の負担を減らす
習慣化は脳の意思決定にかかる負担を削減できます。
なので、意識的に習慣化をすることで、本来集中すべきことに力を注ぐことができます。
習慣化に関しては、別の本で学ぶのがいいですが、休息と習慣には強い関係性があるってことは大切な軸なので忘れないようにしたい。
休みの日こそ、前頂葉を使う
普段、仕事の中で使っている脳の部位は前頭葉です。
おなじみの前頭葉、脳の司令官的な位置付けですが、ここが疲れるとパフォーマンスが悪くなります。
なので、休日は前頭葉を使うのではなく、前頂葉を使う手作業系のことに時間を使うのが効果的です。
没頭することで脳が一つのことに集中する(強制的に前頭葉を休められる)ので、頭がすっきりします。
マインドフルネスはやはり有効
上記と同じような理屈で、やはりマインドフルネスは脳の休息にはもってこいです。
最初の習慣化と関連づけて、ぜひ毎日取り入れたい活動ですね。
読書後のアクションプラン
- 休日は、本業とは違う活動(アーティスティックな活動)に注力する
(引用)心に刺さった文章
「ひらめきには抽象的な視点が必要であり、遠い未来のような具体的なイメージがしにくい設定のほうが成績の向上につながったと考えられます。抽象的な視点は、意図しないと持つことができません。ぼんやりと未来のことを思考しているときの時間軸の調査では、数日先のことを考えているのが全体の31%、翌週のことを考えているのが27・5%で、数日から1週間後までの近い未来のことを考えているのが6割弱を占めます。近い未来のほうがイメージは強いので、意図しない限り、近い未来の思考に引っ張られると考えられるのです。」
菅原洋平. 「疲れない」が毎日続く! 休み方マネジメント (Japanese Edition) (p.123). Kindle 版.
抽象度の高いゴール設定をして仕事に取り組むことで、視野の広い思考ができ、無駄に悩むこともなくなり、結果的に脳のパフォーマンスも向上する。