今日は、『自分を好きになる練習』という本を読みました。
- 今、仕事や家事などに追われて焦っている
- 自分のことが好きになれない
- 相手にわかってもらえず悩んでいる
- 人生の目的が見つからない
本業で、自分の能力以上のハイプレッシャーなプロジェクトのプレゼンが控えていた時、かなり精神的に追い込まれていて、安らげる状態出なかった。
そんな時に、ふと気を紛らわしたくてこの本を手にとった。
人生、生きることの本質が記されているような気がして、ふっと肩の力が抜けた。
単語メモ
- 武士道
何か起こるかも、と覚悟を決めて、何が起きても焦らずに対応する。
普段の営業活動でも、本気で「武士道」の姿勢を取れれば、もっと心拍数を抑えて(落ち着いて)対応ができると思った。
この本から得たエッセンス
- 人生を楽しみたいなら、自分を好きになって損はない
- 夢中になることで、他人の意見はどうでも良くなる
- 自分の人生を生きることが、幸せになるためには大切
ということを学べた。
特に、
「あいつのせいだ、あの会社のせいだ、世の中のせいだ──、つまり誰かのせいで自分がこうなってしまったと思わないこと。自分の人生が自分以外の誰かにコントロールされていると認めることになってしまうからです。私たちは誰にもコントロールされていません。自分を律しているのは自分。すべての責任は自分にあります。自分を動かす権利は自分にしかないのです。」
矢作直樹. 自分を好きになる練習 (Japanese Edition) (p.99). Kindle 版.
このフレーズに関しては、これまでの自分自身の改善点そのものというか、なんでも人のせいにしがちな性格だと思っているので、即取り入れたい考え方でした。
他人のせいにしたり、他人と比べていること自体、他人に自分の人生を委ねているということ。
自分は自分、だからこそ責任も自分にある。武士道を心に持ち、自分で選択して行動することが、幸せになるためには大切。
そして、自分に集中することで夢中・没頭状態に入るので、もはや他者のことは気にならなくなり、ポジティブな意味で「どうでもいい」と考えられるようになる。
こうなれば、もう自分が好きになるし、自分が好きになると人生が楽しくなるので、最高です。
自分を好きになれば、幸せな状態になりやすい。
自分の人生を歩むため、誰かのせいにしたり他者を批判したりしてはいけない。
読書後のアクションプラン
- 自分的に嫌なことが起きたり、イライラしたりしても、他人のせいにしない。
自分の責任と捉えるか、もしくは「どうでもいっか」と受け流すようにする。
(引用)心に刺さった文章
「働き過ぎる、頑張り過ぎると、直感が鈍る──。そこは経験的にわかります。たぶん頭(脳)を使い過ぎるのでしょう。パソコンやスマホで言えばハードディスクが熱くなった状態です。少し頭を使わないようにすること。年を取ると無理しなくなりますが、頭を使おうとしないので実は直感も鈍りません。リラックスしていると直感が冴えるのはそういうことでしょう。」
矢作直樹. 自分を好きになる練習 (Japanese Edition) (pp.152-153). Kindle 版.
大事な仕事の前に頑張りすぎると、本番で大切な直感が鈍る可能性がある。
もちろん、やり切って自信を得ることは大切だけど、過度な頑張りは直感が鈍るのでやめておこう。