今日は、『プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる』という本を読みました。
- アウトプットドリブン(目標から逆算して考える)の人
- 結果を出そうと頑張ってるけど、なかなかうまくいかない
- いいプロセスを実行しているのに生かしきれていない
私は今まで、何かする際にはまず「目的」を定めてから動き出す形を基本としていました。
なので、目的がドンピシャで定まるまでに動き出すことができなかったり、そもそも定めた目標自体が次の日にはイマイチに感じて結局「今何をやるべきなのか」が見えていないままもがき苦しんでいたような気がしています。
この本に書かれている「プロセスエコノミー」では、今行っている行動・過程から始めてみようという考え、いわゆる「プロセスドリブン」の思考法を知ることができました。
プロセスドリブンのために必要なことこそ、多くの人がまさに今実行すべきことではないかと感じています。
単語メモ
特になり。
この本から得たエッセンス
「役に立つ」ことではなく、その人それぞれが「自分らしい人生を生きるための意味を与える」ことこそ、これから求められる価値ということが腹落ちした。
このプロセスドリブンの考えと、日々コツコツと行動する力が合わされば、最終的に、自分では想像もしなかったようなとんでもないところに進むことができるはず。
①プロセス=価値
結論、この本ではゴールに向かう「プロセス」こそ価値があると書かれています。
つまり、日々行っている自分自身の活動に価値があるということですが、そこで大切なのは、
- ストーリー
- なぜやるか
という点です。
なぜやるのか、つまりwhy?の部分を周りにさらけ出す際に、自分自身の哲学やこだわりが強く、ストーリーとマッチしていることで納得感が生まれ、唯一無二の真似できない価値が生まれる。
自分のプロセスを見てファンが生まれ、そのファン一人ひとりのプロセスが色濃くなればコミュニティが形成され、誰も入ってこれない市場が生まれる。
- 共感→熱狂
- 愛着→無二
- 信頼→応援
この変化が確認できたら、あなたのプロセスには価値が生まれています。
こだわりをさらけ出しながら走っていきましょう。
②プロセスドリブンのコツは?
まずは、自分自身が純粋に楽しむことは大前提に必要なことです。
世間で「正しい」と認識されていることを「楽しい」と感じて継続できたりすると、そこには多数の共感が生まれ、広がりが生まれそうですね。
そのコツは、今を夢中に生きることであり、夢中になるためには、
- 得意であること
- やっているだけで楽しいこと
- 誰かの役に立つこと
が三大条件です。
プロセスエコノミーのエンジンとなるのは「利他的な心」なので、自分が得意で好きなことが人のためになってくると、夢中になるその過程自体に価値が生まれます。
③ゴール設定の大切さ
過去に読んだ『「言葉」があなたの人生を決める』や『エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する』にも書かれている内容で、
ゴールは現状の外側にあってできるだけ大きな内容の方がいい
という解釈がありますが、プロセスエコノミーでも
- ゴールが大きいほどプロセスが輝く
- 現状の外側から得られる刺激や体験で革新が生まれる
などの情報をキャッチアップしまして、ここでもゴール設定の大切さが記載されておりました。
読書後のアクションプラン
- 今、行動していることに集中して、且つ楽しんで取り組んでいくようにする。
その過程に価値が出てくる時がくるし、結果的にとんでもないところに行けるまで成長することができると思っている。
- (本業)自分が熱中して仕事に取り組むことで、周りを変えていく。
自分が「こんな人がいたらな〜」って人は、今の会社にはいない。だからこそ、自分がその人物像になることをゴール設定し、達成するために夢中で日々仕事に取り組む。
得意な仕事を楽しく、利他的に。
(引用)心に刺さった文章
「自分ですら最終的なゴールはわからない。だこの瞬間が楽しいから、夢中になって没入していく。お熱がまわりに伝染していき、多くの人が巻き込まれていく。自分でも想像していなかった遠いところまでたどり着き、最終的に誰かの喜びにもなっていく。」
プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる(p.149). Kindle 版.
この言葉、今の自分にドン刺さりしています。
本業にも生かせる考え方。
自分の「好き」が多くの人のためになるって考えただけでも、超幸せな気分になりました。